4 septembre 2009

2009年、北へ。 第7日目

新冠町から中札内村まで移動しました。
大阪からの走行距離2313km。


「道の駅サラブレッドロード新冠」は数多くのレコードを収蔵しているという「レ・コード館」と地元のスーパーマーケット「Aコープ」が隣接しています。
道の駅は夕方に閉まってしまいますが、道路の向かい側にセブンイレブンとコインランドリーがあるので、宿泊には不便しません。

新冠町をはじめ、日高地方は競走馬の生産が盛んで、海岸の国道沿いには牧場が続くので「サラブレッドロード」と命名されたようです。
道の駅の入り口にはハイセイコーの像がありました。
ほかにキングヘイローその他の名馬の銘板が飾られています。

「道の駅みついし」に到着。
三石海浜公園の事務所も兼ねており、公園には海水浴場やキャンプ場があります。
そういうわけで駅内にコインランドリーやシャワー施設があるので重宝します。
コインランドリーとシャワーが24時間使えればなおよいのですが。
駐車場は、野球が出来そうなほど無闇に広いです。

道路を挟んだ向かいは、ひたすら牧場。
馬が草を食んでます。

道の駅の隣に温泉宿泊施設「みついし昆布温泉蔵三」があります。
銭湯並みの値段で入浴できますが、広い浴場に露天風呂とサウナつき。
露天風呂からはキャンプ場を挟んで海を眺めることも可能。
ただ、泉質は冷鉱泉なので、温泉というより湧き水を温めて風呂に使ってるといった方が正しいです。

9月限定の特別プランとして、食事と入浴がセットになって1050円というメニューがあったのでそれを選んでみました。
レストランが開くのは11時からなので、入浴と道の駅で洗濯をして時間を過ごしてから遅い朝ごはんとしました。
海鮮丼と鍋焼き月見うどんです。
これがまたうまい。
より食事が豪華になったメニューもあります。

道の駅みついしを出て、さらに海岸沿いを襟裳岬目指して走ります。
静内でも浦河でもイーモバイルの電波を受信しないので、インターネットから隔絶されて3日目です。

北海道というと、一般道でも80km/hくらいのスピードで交通が流れていると思っていましたが、道東から日高に至るこれまでの道では意外と制限速度程度しかスピードが出ていません。
それというのも、基本的に片側1車線しかないうえに追い越し禁止区間が多くて、大型トラックやダンプカーなんかの制限速度遵守で走り続ける車両があると、そこで詰まってしまうからです。
信号待ちが少ないのはいいのですが、あちこちで道路工事が行われていて、その度に片側交互通行になるのは微妙にイライラします。
えりも町あたりに来ますと、えりも岬から広尾に向かう国道336号線の十勝方面行き(黄金道路)が通行止めになっているせいか交通量が大幅に減って、やっと快走できるようになりました。

国道336号線から襟裳岬に向かう道路の西側の周囲は、樹木がなくて草地が広がっています。
こりゃ本当に、襟裳の春は何もない春ですね。
もともとは木が茂っていたらしいのですが、日本人入植者の乱伐のせいで木がなくなったそうです。
で、海からの強風で植物が根付かず砂漠化が進み、土壌流出による海洋汚染が発生して漁獲高が激減したため、人工緑化事業が始まりました。
東側の道路は人工林が大分できていて、まだマシな景色です。
ヒット曲「襟裳岬」が作られた当時は植樹された木が根付き始めた頃で、かなり荒涼とした風景だったのでしょう。

襟裳岬に到着。
夏場は霧が発生しやすく何も見えないことが多いらしいのですが、今日は曇天ながら霧はありませんでした。

日高山脈がだんだん低くなって海に入るところが襟裳岬です。
海に入っても、岩礁になって続いているということを来て初めて知りました。
海底まで続いているそうです。
岩礁はアザラシの類の繁殖地になっているんだそうな。

霧の日は、灯台の脇の地面に埋まった形で建設されている「風の館」で岬の映像を見学できるらしいです。

前述の通り、襟裳岬から十勝方面へ海岸沿いに北上する道は通行止めになっているので、一旦浦河に戻り、日高山脈を越えて十勝地方に入ります。
道路沿いは牧場か山林しかなく、コンビニも給油所もない。
交通量も少ない。
おかげで高速道路並みにスイスイと走れました。
ええ、具体的に時速何km/hとは言えませんが。

十勝平野に入ると、道路が無闇に直線的になり、周囲はどこまでも続く牧場や畑で、「これぞ北海道の道」というイメージどおり。
わき道に入ればほとんど車両が通らないので、スピードを出して死にたい人は思う存分どうぞといった感じです。

「道の駅コスモール大樹」に到着。
車から降りると、牛の糞の匂いが漂っています。
さすが酪農地帯。
この道の駅は地元のショッピングセンター「コスモール」と内部で繋がっています。
食品に衣料品に医薬品、あげくに携帯電話や CD やゲームソフトも手に入るので、旅行で必要なものは大抵賄えるのでは。
こんな北の地で初音ミクのポスターを見ようとは思いませんでした。
ちなみに「コスモール」という名前の由来は、大樹町が宇宙センターの誘致を行っているので「コスモス」と「モール」を合わせて名づけたようです。

「道の駅忠類」に到着。
ここはナウマン象が発掘されたことを記念して作られた博物館の横にあります。
さらに隣には温泉ホテルがあります。
この道の駅では自家製パンが売られているのですが、これがまた激ウマでした。
やはりヤ○ザキパンじゃなくて焼きたてのパンを食べるのが一番ですな。

「道の駅さらべつ」に到着。
十勝地方は、狭い範囲に道の駅がたくさん固まっています。
ここにあるのは道の駅だけ。
周りには畑と木々以外見渡す限り何もなく、平野ですが日が暮れたら遭難しそうです。

これが本当の「餡子が十勝製!」。
ただそのためだけに購入しました。
訳が分からない人は『うみねこのなく頃に』のオープニングムービーを見てください。

「道の駅なかさつない」に到着。
ここには地場で採れた豊富な食材を料理して出す軽食店がやたらとあります。
誰が買うのか知りませんが、ピータン卵の自動販売機なんてものもあります。
本日はここで一泊。

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文学部出身ですが文学は苦手です。

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