9 septembre 2009

2009年、北へ。 実況第12日目

猿払村から北竜町に移動しました。
大阪からの走行距離3830km。

雲は多いながらも一応青空が広がっています。
天気予報によると、夕方からまた天気が崩れるようですが。

「道の駅さるふつ公園」は猿払村の村立公園にあります。
道の駅の建物の背後にキャンプ場と牧場、右手の奥に温泉棟があります。

で、国道に向かって真正面に、ホテル棟とレストラン棟、資料館になっている風車小屋なんかがあります。

事故防止のために作られている地下道を通って国道を渡ると、いろいろとモニュメントがあります。

ホタテ群の化石。

インディギルカ号遭難者慰霊碑。
1939年12月12日にソ連の船がこの沖合い1500mで座礁・沈没したらしいです。
村人は必死で救助活動をしたのですが、何故かソ連政府は遺体の収容は要らないと日本政府に連絡してきたとか。
50年以上経って判明したところによると、船はシベリア送りになった政治犯とその家族を送還する途中だったんだそうな。
これだからアカは……。

赤い赤い共産党に騙されてはいけません。
青い地球を、緑の大地をアカの手先から守りぬけ。
立て大日本。

そんなことはさっぱり決意せず、道の駅の開館時間を待ってる暇もないのでさっさと出発です。
猿払村まで来てるから、北の果ては割とすぐ。

宗谷岬に到着!
今日は樺太がバッチリ見えます。
岬って言っても地形的に尖っているわけじゃなくて、カーブの途中です。
宗谷港の集落を抜けて国道のカーブを曲がっていると、道に看板が出ててモニュメントがある……という感じ。

とりあえず日本最北端到達を祝して万歳。
最北端と言っても、日本政府としては日本最北端の地は択捉島にあるんですけどね。
択捉島を抜きにしても、最北端の陸地は実は宗谷海峡にある岩礁です。
まあ、一般人が普通に到達できる最北端がここというわけです。

傍に間宮林蔵の像がありますが、何故か東を向いています。
北を向いてるほうが絵になるのにな。
間宮林蔵がサハリンに渡ったという所のモニュメントは、ここから自動車で少し西に行った所にありました。

最北端の地のモニュメントの背後はどうなってるのかというと、小高い丘があって公園になっており、灯台が設置されています。

日本最北端の土産物店です。
気温12度。
冬ですな。
ここらの土産物店では「最北端到達証明書」というのが100円で売られています。

丘に登ってみます。
北海道に2回来てるから、エキノコックス貰ってるかもしれませんな。

明治時代に作られたという帝国海軍の監視施設が残っています。
これがホントのものみの塔。

宗谷海峡で帝国海軍と米国海軍が海戦を行った時の双方の戦死者の慰霊碑も立っています。

宗谷岬のすぐ傍にある、日本最北端の給油所が見下ろせます。
ここで給油すると、日本最北端で給油したという証明書が記念品として貰えます。
レギュラーガソリン1L128円でしたが、北海道で見た最高値ではありません。
この近辺では普通の値段です。

一際大きいこのモニュメントは、1983年の大韓航空機撃墜事件の犠牲者の慰霊碑です。
先端の折れ曲がった部分が、墜落地点の方向に向けられているらしいです。

碑文に書かれた願いどおり、真相は明らかになりましたね。
全く、アカのやることと言ったら。

フランスの探検家ラ・ペルーズの碑もあります。
宗谷海峡を最初に通過したヨーロッパ人がラ・ペルーズで、国際的にはラ・ペルーズ海峡と呼ばれているからです。
碑文は和仏両方で書かれてます。

灯台は紅白に塗られてますが、法律上何か決まりがあるんですかね。

宗谷岬は稚内の市街地からはかなり離れているので、利尻山を正面に見つつ、国道238号線を西へ走ります。

鉄道線路の最北端に着きました。
しょぼい車止めです。

JR 稚内駅前では再開発工事が行われているようです。

日本最北端の立ち食い蕎麦店で、朝食。
「たぬき」と注文すると、「うどんですか、そばですか」と尋ねられました。
なるほど、確かにそうなんですが……大阪人としては、たぬきうどんなんてものは認めない。

樺太との国際線があるし、露助が乱獲したカニを売りに来るからでしょうが、根室同様、青看板はロシア語併記です。

港に謎の構造物……と言っても割と有名かな。
戦前に作られた防波堤です。

ここまででかくする必要があるのかとか、脇から漏れて侵入してくる海水はどうするのかとか考えてしまいます。

横の防波堤に登ってみると、ドームはこんな感じになってました。
結構海面が高いので、まあ意味はあったのかなと思いました。
建造当時はテトラポッドというものがなかったんですかね。

稚内の市街地を走っていると、そのままノシャップ岬に到達。
宗谷岬と違って、市街地の建物が岬まで連続しています。

沖に見えるのは利尻島との定期フェリーか。

ここの灯台も紅白に塗られています。

土産物店で、稚内牛乳で作られたアイスクリームを買い求めて食べてみました。
ほんのり塩味で、バニラ味のアイスクリームよりシンプルな風味が良いです。

で、稚内を去ったのですが、稚内公園にある真岡郵便電信局事件の慰霊碑を訪ねるのを忘れてました。
心残りが一つ……。

原野を横目に、道道254号線を走ります。

道道106号線の「こうほねの家 PA 」で車を停めて写真撮影。
風の影響か、日本海は波が荒くガシガシ打ち寄せてきます。

106号線は途中から、電線や電柱、車道端を示す標識やガードワイヤーがなくなります。
サロベツ原野の中を地平線へと真っ直ぐ道が続いていく。
これぞ北海道という、開放感溢れる道です。
バイクで走りたい。
飛行機が不時着しようと思えばできますね、これは。

沿線は日本海から風が吹き付けてくるので、横風が強いです。
その風を利用して、各所に風力発電所が設けられています。
これは28基の風車があるという、オトンルイ風力発電所。
まるでイースター島のモアイ像。

「道の駅てしお」に到着。

地元産のマスカット味という炭酸飲料を飲んでみましたが、まあ普通のパチモンジュースですな。

「道の駅富士見」に到着。
遠別町です。
富士見というだけに利尻富士が見えます。
丘の上にレストランが建ってて、そのレストランから作られた階段を滝が流れているというのが見ものというくらい。
料理の値段が高めで、取り立てて目を惹くメニューはありませんでした。
安い料理は、駐車場脇の食堂にあります。

「道の駅☆ロマン街道しょさんべつ」に到着。
対面に温泉宿泊施設があったり、近くにオートキャンプ場や天文台があったりします。

対面の岬センターで、ふぐの照り焼き丼を昼食に頂きました。

信号待ち中に横を見ると初山別村の村役場がありました。
村らしくこじんまりとした役場で好感が持てます。

「道の駅ほっと・はぼろ」に到着。
道の駅というか、「サンセットプラザ羽幌」というホテルですね。
入り口は回転ドアだし。
ここではホテルの大浴場で日帰り入浴ができます。

羽幌の町並みは沿線市町村の中では意外と栄えてました。
沖合いの島と定期航路があるからか?

「道の駅風Wとままえ」に到着。
温泉宿泊施設の「とままえふわっと」が道の駅になっています。
「風W」で「ふわっと」と読ませています。
苫前の名物が、高台に何十基と並んだ風力発電の風車であることにちなんだ命名なんでしょうな。
本日はここで入浴。
ジャグジーやサウナや露天風呂があり、オーソドックスな温泉施設ですね。
法に基づく泉質の掲示がなかったのはいただけません。
頭から湯をかぶったら塩味がしたので、ナトリウム塩化物泉だと思われますが。

以前ネットのニュースで見た、萌えを導入したバス会社の企画切符のポスターを発見。
「萌えっ子フリーきっぷ 増毛☆豊富 日本海ふさふさ街道」だそうな。
まあ、この沿岸部の道自体、「萌える天北オロロンルート」という名前が付けられていますから、何が悪いんだというところですか。
その「萌える」の方は多分、留萌の「萌」から付けられたのだろうと思いますが。
でも、増毛に豊富とくれば、男性には大変魅力的な名前であります。

苫前町といえば、三毛別ヒグマ事件で知る人ぞ知るところ。
事件現場には当時の家屋と事件の模様が復元されているのですが、何分山の中で、往復していたら1時間くらいかかりそうなので訪問は諦めました。
野生生物の生活圏を人間が侵犯しちゃいかんという教訓とともに、山の中まで分け入って開拓しようとした開拓民の根性が判る事件ではあります。

「道の駅おびら鰊番屋」に到着。

重要文化財の旧花田家番屋の隣にあります。
ちなみに、三毛別ヒグマ事件の現場は裏手の山の向こう、10kmくらい東に位置していますが、道が通じているというわけではありません。
ヘリコプターがあったら行けますけど。

国道を挟んで海岸に、慰霊碑がありました。
第二次世界大戦で日本の無条件降伏後、樺太からの引き上げ船がこの沖合いでソ連に撃沈されたそうです。
全く、これだからアカは(略)。

留萌で内陸部に入ると目的地の北竜町に早く着けますが、髪の健康にあやかろうと増毛まで足を伸ばしてみました。

『駅 -STATION-』の撮影で使われた増毛駅前の建物が、そのまま残されています。
「観光案内所」「駅 -STATION-パネル展示中」と書かれていますが、閉まっていました。
やる気ないなあ。

増毛駅。
映画の中とは違い、もはや無人駅で寂れています。
便所だけがやけに綺麗です。

たくさんあったレールは剥がされて、一線だけに。
これがホントの脱毛か。

待合室は乱雑です。
蕎麦屋は休日のみ営業だそうです。
切符売り場がなくなって蕎麦屋になってるんですな。

こんなダイヤじゃ通学の高校生くらいしか使わないですね。

増毛駅前の町内は古い建物が結構残っていました。
道から横目に見た増毛小学校は校舎も体育館も全て味のある板壁の木造建築で、文化財的価値がありそうです。

山を越えて、北竜町へ。

「道の駅サンフラワー北竜」に到着。
今日の投宿地です。
サンフラワーパークという温泉宿泊施設が道の駅になっています。
私は施設内で宿泊しませんけど。
夕食をここで食べようかなと思いレストランを覗いてみましたが、魅力的なメニューがありませんでした。

というわけで、北海道の至るところにあるコンビニエンスストア、セイコーマートのお世話になります。
24時間営業していない店舗が多かったり、ATM を置いている店舗が少なかったりしますが、品揃えは全国規模のコンビニと遜色ありません。

折角なので、サンフラワー北竜で本日2回目の入浴。
建築から15年以上建っているからか、浴室内壁に老朽化は見られますが、清潔です。
ジャグジーにサウナに露天風呂に寝湯に打たせ湯、そしてひまわりの湯という浴槽があります。
日本一のひまわり畑があるということでサンフラワーなんですな。
『車輪の国、向日葵の少女』を実写映画化するならロケ地はこの町ですかね。
露天風呂のみ源泉掛け流しだそうです。
浴槽ごとの使用水や加温の有無、そして清掃間隔を積極的に公開しているのは好感が持てます。
泉質は塩化物一ナトリウム泉だそうです。

日が暮れて、駐車場の灯火に蝙蝠がいっぱい集ってるな、と思って見ると巨大な蛾の群れでした。
そこら中の灯火に、蛾が。
大発生と言っていいですね。
気色悪い。
手を広げて親指と小指の間くらいあります。
雨が降ってきて、道に打ち付けられて木の葉のようにへばりついているのにも閉口。
でも、イーモバイルが通じたのでよしとしましょう。
グッジョブ、北竜町。

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コメント(2)

>そこら中の灯火に、蛾が。
>大発生と言っていいですね。
>気色悪い。
>手を広げて親指と小指の間くらいあります。

 楠蚕ですかね?

>品揃えは全国規模のコンビニと遜色ありません。

 あの・・・、セイコーマートて北海道ローカルコンビニ?

 以前信楽で単身赴任生活してた頃は、国道307号線沿いに1軒あったけど(4箇月ほど前に行ったときにはなくなってましたが・・・)。

ああ、多分楠蚕ですわ。

セイコーマートは北海道ローカルですよ。
道外にも少し進出はしてるみたいですが、近畿は撤退したとか。
北海道にはセブンイレブンやローソンもたくさんありますが、より人口密度の少ない地域でも出店しているのがセイコーマートの強みです。

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  • pou-fou: >そこら中の灯火に、蛾が。 >大発生と言っていいですね。 >気色悪い。 >手を広げて親指と小指の間くらいあります。  楠蚕ですかね? >品揃えは全国規模のコンビニと遜色ありません。  あの・・・、セイコーマートて北海道ローカルコンビニ?  以前信楽で単身赴任生活してた頃は、国道307号線沿いに1軒あったけど(4箇月ほど前に行ったときにはなくなってましたが・・・)。 続きを読む