5 décembre 2005

PSP を買った

PSP「プレイステーション・ポータブル」ギガパック

深夜に放送している気になるアニメ番組を録画するものの、どうも腰を落ち着けて見るのが億劫で、HDD の肥やしとなる一方である。
この状況を打破しようと携帯動画プレイヤーの導入を考えていた。
折角沢山 PDA を持ってるんだからそれを使えばいいじゃないか、という意見もあるだろう。
確かに、例えば CLIE TH55 なら TCPMP という優れた動画再生ソフトウェアがある。
しかし PDA の動画処理能力には力不足な感があるうえ、試してみたところでは、画面いっぱいに広げて動画を再生するということができないようなのだ。
折角の広い画面も宝の持ち腐れである。
HDD の大容量を生かして、新型 iPod を動画プレイヤーとして使うことも考えたが、店頭で実機を見たところ動画プレイヤーとして使うには画面が小さいと感じた。
先日発売されたばかりの COWON A2 は MPEG4 で圧縮して PC に保存してあるファイルを変換することなく再生できるのが魅力だが、価格が4万円以上と高いことに加えて HDD の容量が 20GB で心もとない。

そこで目をつけたのが PSP。
4.3 インチとなかなか大きい液晶画面にそこそこ力強いマルチメディア処理能力を備えている。
バッテリーが劣化してもユーザーが簡単に交換できるし、動画を見ている間本体を持ちやすい形をしている。
そして比較的安価だ。
発売中の「ギガパック」は本体に加えてケースやイヤホン、1GB のメモリースティック Pro Duo が付属して定価31,290円である。
もともとは携帯ゲーム機だから、動画を観るのに飽きればゲーム機として使えばよい。
というわけで、思い切って購入してみた。
SOFMAP で購入し、店舗独自の保障制度を加えておよそ32,000円といったところだ。

PSP で動画を見るにあたっては、PC 上で 動画ファイルを PSP 用の動画形式に変換したうえで、メモリースティックの特定のディレクトリにファイルを転送してやる必要がある。
私の採用したやり方はこうだ。
まず DivX/Xvid で PC の HDD に保存してある動画ファイルを、「携帯動画変換君」を使って「 H.264/AVC 形式・QVGA サイズ・映像368kbps・音声128kbps 」に変換し溜めておく。
そして出掛ける前に PSP を PC に繋いで「 PSP 動画転送君」を用いて一気に転送する。USB2.0 で転送されるだけあって、思っていたより PC から PSP へのファイル転送は早く感じた。

実際に使用してみるとかなり満足度が高い。
動画の表示サイズはオリジナルサイズ、上下方向にフルサイズ、画面フルサイズ、ズームしてフルサイズ、の4種から選べる。
元の動画ファイルが16:9で保存してあるものはオリジナルサイズだと4:3になってしまうが、画面フルサイズで見るとちゃんと16:9で観ることができる。
なかなか迫力があって感動的だ。
この辺の画面変更の操作や、早送り、ジャンプ、中断、ファイル選択といった操作は本体付属のボタンでサクサク行えて快適である。
さすが携帯ゲーム機だけある。

PSP に適した形で動画ファイルが変換されるため、表示される動画は 30fps 固定であるもののコマ落ちもなくスムーズ。
上記の設定だと30分アニメで1本およそ100MBの容量。
1GB のメモリースティックなら9本から10本は入る。
映画なら2本入るか入らないかというあたりだろう。

付属のイヤホンはボリュームがあまり取れず、電車内での使用においては騒音のために台詞が聞き取りづらいので KOSS The PLUG に交換した。
これで十分な音量を確保できている。

お陰様で溜まりに溜まった動画ファイルも順調に消化中だ。
PC で TV を録画・保存するタイプの人は「動画プレイヤーとしての PSP 」を一度検討してみては如何だろうか。
ちなみに「ギガパック」はそろそろ販売終了という噂があるのでご注意を。
商売時のクリスマスシーズンを前に終了ってのも妙な話だけど、お買い得な価格設定にしすぎて「売れば売るほど赤字」な代物なのかもしれない。

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文学部出身ですが文学は苦手です。

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