30 novembre 2005

存在の耐えられない軽さ

広島の小1女児殺害事件

個人情報の保護うんぬんうるさい昨今。
しかし自分の子供が下校途中に殺されると、住所、氏名、職業が新聞や電波やネットに載って日本全国に大公開!
個人情報漏洩の慰謝料は貰えません。

下校途中に子供が車に撥ねられて死んでも、海や川で子供が溺れて死んでも、火事で子供が焼け死んでも、当たり前の光景であるかのように小さな扱い。
地域社会に衝撃は走らない。
一方、殺人ならば大騒ぎ。
親にとっては等しくかけがえのない命だろうに。

ああ判ってる、世間がそんなものだってことは。
だけどやっぱり不条理に吐き気がする。

で、湧いて出てくる「登下校中の子供を守れ」の論調でございますが――そんなに子供を守りたいなら、地域社会で暇に過ごしているご老人をかき集めて、ローマ軍の亀甲隊形のように子供を取り囲んでやればよろしいのではないでしょうか。
不審者が襲おうが暴走車が突っ込んでこようが、肉の壁によりダメージが軽減されます。
相変わらず高校生みたいな発想だな、やれやれ。

とりあえず、名もなき子供たちに合掌。

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