3 septembre 2005

『 audio-techinica ATH-AD1000 』を買った

ワイヤレスサラウンドヘッドホン『 SE-DIR2000C 』を買いに行った時、店頭に並んでいた有線のヘッドホンをいろいろと試してみた。
その中で、素晴らしく軽快な装着感に強いインパクトを受けた製品があった。
オーディオテクニカの『 ATH-AD1000 』だ。

『 SE-DIR2000C 』を購入してから3週間。
このトランスミッターに『 ATH-AD1000 』を繋いでみたらもっと軽快に、もっといい音質で音を楽しめるのではないか。
そんな誘惑に勝てなくなり、ついカッとなって『 ATH-AD1000 』を購入してしまった。
Internet の安売り店でも30,000円前後。
オーディオマニアにはいざ知らず、一般的には高級な商品だが、楽天市場の某店舗にて送料・税込25,500円で売られていたのを見て突撃した私であった。

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『 ATH-AD1000 』は開放型のダイナミック式ヘッドホン。
ハウジングの背面は中のドライバが透けて見えるほどパンチングされている。
お陰で大きさの割にとても軽い。
その代わり遮音性は全然期待できないし、音も漏れまくる。

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本体の軽さに加えて側圧も非常によい具合のため、装着したとき耳全体を覆われるにも関わらず、押さえつけられているという感覚が乏しい。
頭頂部に至ってはオーディオテクニカ独自のウイングサポート機構により、全く圧力を感じない。
しかし全体としては頭を動かしてもずれることなく、しっかりホールドされている。
イヤーパッドはエクセーヌというスベスベした布で覆われており、ベタベタ感やザラザラ感がなく、絶妙な圧力とあいまって、穴の開いた薄いハンカチが耳に当てられているのかという感覚だ。
下位機種の『 ATH-AD900 』以下はイヤーパッドがエクセーヌではないので、どうしても装着感が『 ATH-AD1000 』よりも劣る。

例によって音質については私はオーディオマニアではないのでよくわからない。
だが、装着感の爽快さが聴覚にも影響を及ぼしているのか、聴く音までも爽快な心地がする。
オーディオマニアが言う「開放型の音抜けの良さ」というのはこういうことを言うのだろうかと、勝手に解釈してしまう。
『 SE-DIR2000C 』も開放型ではあるが、それよりも一層、音が広がっているような気分だ。
注意深く聴き比べてみると、『 SE-DIR2000C 』よりも『 ATH-AD1000 』は低音が弱い。
私の聴覚程度では同じ曲についてヘッドホンをとっかえひっかえしないと判らないくらいだけど。

ヘッドホンマニアにとっては『 ATH-AD1000 』は中途半端なのか、オーディオテクニカの開放型ヘッドホンについてネット上で見かけるレビューは上位機種の『 ATH-AD2000 』か下位機種の『 ATH-AD700 』が多い。
しかし『 ATH-AD2000 』は実売価格が5万円台と完全にオーディオマニア向けだし、『 ATH-AD700 』は『 ATH-AD1000 』を知ってしまうと装着感に不満が出てくる。
コストパフォーマンスを考えると多くの人に対して『 ATH-AD1000 』を推薦するのは躊躇してしまうが、安物を何台も掴むよりかは『 ATH-AD1000 』を何年も使う方が満足度が高いのではないかと思う。

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