24 juillet 2005

「 KOSS THE PLUG 」を試す

KOSS の「 THE PLUG 」は一般に「カナル型」と呼ばれるタイプのヘッドフォンだ。
名前どおり、音の出る先端部分を耳栓のように耳穴にねじ込んで使う。
2000円から3000円程度と安価なのが魅力なのだが、このヘッドフォンを巡っては改造の話題が欠かせない。

THE PLUG の耳穴にねじ込む部分(イヤーピース)は黒いゴムスポンジで出来ている。
プリンのような形をしていて、真ん中に音を通すための細い穴が鉛直方向に開いている。このゴムスポンジの耳穴への付け心地が悪いため、付け心地のよいものに交換しようというのである。

2ch BBS 発祥で流行ったのが、ギボシ端子カバーを装着して SONY の カナル型ヘッドフォン、MDR-EX70/51/71 用のイヤーピースを代わりに使うというもの。
また、三協特殊無線は THE PLUG 用に、真鍮アダプターと独自のイヤーピースを販売している。

私はカナル型のヘッドフォンを使ったことがない。
ギボシ端子カバーの代わりに独自でプラスチックアダプターを開発し、THE PLUG 本体と MDR-EX70/51/71 用のイヤーピースをセットにして販売している人を偶然 Yahoo! オークションで見かけたので、「こりゃ手っ取り早くていいや」と早速取り寄せてみた。
送料込みで3610円だった。

PICT0511s.jpg

上記写真の手前にある黒い部品がイヤーピースを嵌めるためのアダプター。
THE PLUG 本体の背面穴を塞ぐためのプラスチック片も付属している。

まず、普通に付属のゴムスポンジを装着して聴いてみる。
耳穴に嵌めるのに手間取って面倒くさい。
うまく嵌めても、耳穴に強い圧迫感がある。
音はというと、明らかにモリモリ低音が響いてズンドコしている。
そして、音が篭っているような感じがする。
なるほど、改造が流行るのももっともだ。

そのまま使うのは諦めて、SONY のイヤーピースに交換。
耳穴への圧迫感は軽減された。
低音と音の篭り具合も軽減されたような気がする。
それでも、常用している SENNHEISER の MX500 と比べると低音が明らかに強く感じる。

イヤーピース自体が耳栓なので、周囲の雑音がそこそこ遮断される。
電車の中で使うと、「ゴーッ」という走行音が弱くなる。
さすがにまったく聴こえないという程ではない。
車内アナウンスは、曲の静かな部分であれば「台詞は聞き取れないが何か喋っているのは判る」という程度。
雑音に負けじとボリュームを上げて耳に負担をかけたり、盛大に音漏れを起こして他の乗客に迷惑をかけたりすることがないのはいい。
ただ、装着している時に歩くと、歩行の衝撃やコードが服と擦れるのが音になって耳に響く。
これはカナル型ヘッドフォンの構造上、やむをえない。

少し試した限りでは、ハードロックやヘヴィメタルが向いているようだ。
もう少しいろいろなジャンルの曲を試してみようと思う。

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