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août 29, 2004
2004.8.29 バファローズ対マリーンズ 第25回戦
我が千葉ロッテマリーンズはプレーオフ進出を目指しなんとか3位の座を確保しようと奮闘。久々に勝率5割を越え、3位の座を争うファイターズを突き放しにかかりたいところだ。
バファローズ相手に今年16勝8敗と大きく勝ち越しているマリーンズだけれども、私が観に行くと負けてばかりだ。昨日は贔屓にしている渡辺俊介の予告先発ゲームだったので、ゲーム途中からでも観に行こうかと迷った。結局行かなかったのが幸いしたか、見事延長戦を制した。
今日の予告先発はセラフィニ。まだ実際に投げているところを見ていないピッチャーである。セラフィニのこれまでの成績から考えて、今日見なければ一生見ることはないだろう。ゲームの途中から見ることになるが、ひとまず大阪ドームに向かった。
序盤で炎上のイメージがあったので、到着する頃には4点くらい取られていると予想していたのだけれど、3イニングで1点取られていただけだった。場面は4回表、マリーンズが同点に追いついたところで、なおもランナー1塁・2塁。しかし後続が倒れて同点どまり。
攻守交替で4回裏、お目当てのセラフィニが登場。先頭の礒部に対しいきなりフォアボールを出す。速球は場内表示で 142km/h くらいだが、表示以上に切れがよさそうだ。速球をメインに、チェンジアップかカーブを混ぜている。バファローズは左投げのセラフィニに合わせて右打者をずらりと並べてきているが、その右打者の内角に食い込んでくる速球がなかなか効いている。逆に礒部とか大村とか、左打者に対しては制球が乱れてくる。投球フォームとか背格好とか、ダレル・メイの偽者っぽい。
後続を三人で抑えると、5回表には先頭の小坂がヒットで出塁。盗塁で2塁に進み、福浦のレフト前ヒットで小坂が生還、マリーンズは勝ち越しに成功する。
続く5回裏、2アウトから小坂がセンター方向へのゴロを取り損ねて後方へはじく信じられないエラーを犯すわ、井上純がレフト前方へのフライに追いつきながらグラブからこぼすしょぼいエラーを犯すわで、割といいピッチングをしているのにピンチを背負うセラフィニ。ここは水口を三振に抑えて窮地を脱したが、6回裏はヒット3本を浴びて同点に追いつかれてしまった。なんとかファーストライナー併殺で窮地を脱するものの、7回裏、1アウト2塁となったところで降板。
このピンチも後を継いだ高木がなんとか抑えて、8回表、マリーンズは1アウト2・3塁と勝ち越しの好機を得る。バファローズが左投げの吉田豊彦を送り込んできたところで、フランコに代えて代打の切札・初芝が登場。レフトスタンドは大いに盛り上がったが、ファウルフライという情けない凡退の仕方ですぐ盛り下がる。国民的凡退を繰り返すイ・スンヨプに代えて堀を送り込むがこれも失敗に終わった。
バファローズもバファローズで、8回裏も9回裏も2塁にまでランナーを進めながら、高木の後を継いだ薮田に抑えられ得点できない。結局延長戦に突入し10回裏、薮田の後を継いだ山崎から先頭の礒部がライトスタンドへホームランを放ち、あっさりゲーム終了となった。
場内写真・動画集

攻守交替時、ライトスタンドにて掲げられる横断幕。

5回裏が終わりフィールド整備の合間、両外野スタンドにて「白いボールのファンタジー」の合唱が始まる。応えるかのように両チームのマスコットが登場。球団への造反行為だったら面白いのだけれど。
(QuickTime movie 5.03MB)
「白いボールのファンタジー」を合唱するマリーンズファンたち。

礒部がサヨナラホームランを放ち、ゲーム終了。インタビューを受ける礒部の模様が映し出される。

マリーンズファンからもチーム合併反対を訴える横断幕が掲げられる。
(QuickTime movie 8.33MB)
大阪ドームでの対バファローズ戦はこれで最後だからか、エールの交換を行われた後、両翼から「合併反対」のシュプレヒコールが起こる。
(QuickTime movie 5.76MB)
「合併反対」に続いて「がんばれがんばれパシフィック」のシュプレヒコールが上がる。

選手会支持を訴える青年。

来年、この旗は空に鳴るのだろうか。
投稿者 Dormeur : 10:41 PM
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août 25, 2004
最近見た映画 2004.8.25
『ぼくセザール 10歳半 1m39cm 』@ナビオ TOHO プレックス
21世紀版の『大人は判ってくれない』だと評した人がいたけれど、言い得て妙。21世紀の今となってはタイプライターを盗むことなく父親のクレジットカードで現金をゲットするわ、憧れの少女のハートはゲットするわ、大人たちを反省させるわでハッピーエンド……社会は随分変わった。フランスとイギリスがトンネルで繋がってる時代だもんな。
パスポートを持っていなかったためにセザールが駅で置いてきぼりを食らいそうになるシーンがあるけれど、そのときのセザールの疎外感と、彼を見つめるヒロインの視線の冷たさ、これは私の幼い頃の疎外感とシンクロして忘れがたいシーンとなりました。しかし運良く出国できただけなのに、パスポートなしでどうやってフランスに帰ってきたのかも気になって頭から離れません。
監督の娘ジョセフィーヌ・ベリの演じるヒロインは美少女だけれど、男に色目使うしストーリーの都合上主人公たちとべったりだし、色っぽくて嫌味のあるしずかちゃんみたいだ。
『キューティーハニー』@ホクテンザ
天神橋筋六丁目駅前にある場末感漂う映画館、ホクテンザで観た。
普段のハニーの天真爛漫さの中にある孤独を描いて、戦闘時のハニーの凛々しさと結び付けようとしているのだけれど、中途半端な収まりの悪さを感じる。正直に言って能天気なハニーの性格のままドタバタコメディで押し通した方がすっきりしたと思う。
佐藤江梨子の体はエロいな、とか及川光博のナルシストな敵幹部役は適役だな、とかの印象が残ったところは成功していると思うけど……。
『マッハ!』 @動物園前シネフェスタ4
ワイヤーフレームなし、スタントなしで話題のタイ産アクション映画。ストーリーは典型の踏襲であり、大して意味はない。観るべきところは主演男優の体を張ったアクションシーンで、上海雑技団の曲芸を観ているかのよう。しかしタイ映画でムエタイのアクションというところが目新しいだけで、同じ筋書きで香港カンフー映画だったら陳腐で話題にもならないのではなかろうか。
主演男優はほとんど台詞がないが、ただでさえ間抜けな響きのするタイ語なのに男優の兄ちゃんの声が輪をかけて間抜けな声なので、これは賢明な判断だと納得した。
『マインド・ゲーム』 @パラダイススクエア
海外のなんとか芸術祭受賞という短編アニメーション作品に出てきそうなイマジネーション表現をガンガン繰り出す強引なアニメーション作品。公開初日だったと思うが客席はガラガラであった。無闇に展開され突っ走る演出の数々は一般客を置いてけぼりにしてカルトムービーへ一直線、だ。製作資金を回収できるのか、観ていて心配になった。
『スチームボーイ』 @三番街シネマ
機械の動きの描きこみようは金かかってるなあと思う細かさだけれど、イマイチ感が漂う脚本。主人公の父親の饒舌さが耳につく。エンディングのスタッフロールとともに示される後日談風の絵の方が面白いストーリーを期待させるので、ヒロインのスカーレットをメインに据えて一作作ったらどうでしょうか。
主人公を演じている鈴木杏は朝日新聞のポスターでの写真が私のお気に入りなのだけれど、これだけ演技が出来るとは思ってなくて意外だった。
『華氏911』 @動物園前シネフェスタ4
ジョージ・W・ブッシュ大統領こき下ろし映画。アメリカ人にとってはなるほど、ショッキングな内容だろうと思われる。ブッシュが大統領であることが性質の悪い冗談に思えてくるから。
WTC ビルに飛行機が突っ込んだとき、訪問先の小学校でその知らせを側近に耳打ちされても何分間も何も出来ず、手持ち無沙汰に絵本を手に取り黙読するブッシュの様は名シーンだ。
『ディープ・ブルー』@ナビオ TOHO プレックス
ベルリン・フィルハーモニーの音楽に乗せて、延々と海の生物たちの映像が流れる。人間はナレーション以外一切登場しない。アザラシを襲うシャチのダイナミックな迫力、コウテイペンギンのカタパルト発射のごとき上陸のスピード感、シロナガスクジラの放つ神々しさが脳裏に強い刻印を残してくれた。どうやってこれだけの映像を撮ることができたのか、と月並みな感想を抱いてしまう。
しかし本当に延々と海の生物の映像を流すだけなので、だれます。デートにこの映画を選ぶと相手が寝てしまう危険大。ひとり酒を飲んで体を限りなく座席に寝かせ、夢か現かとダラダラ眺めるのが幸せになれそう。
投稿者 Dormeur : 10:39 PM
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